水没車の修理
水没車とは、エンジンや車内などまで水に浸かってしまった車のことです。
大雨などの自然災害や昨年の東日本大震災での津波などが原因で走ることすらできなくなってしまった車を走ることができる状態に修理することは、実は大変な費用がかかるのですね。
このへんの修理は、ディーラーの相談することが多いと思います。
部品の調達はディーラーが行うとしても、実際に細かい配線などの修理は下請けの自動車整備工場などが行うことも多く費用が、高くなるのは避けられませんよね。
実際に走ることができるかどうかではなく、安心して使い続けるには、交換の必要のない部品までを交換しておくケースも多く考えられるので、どうしても修理代は高くなってしまいます。
廃車にするには、忍びない状態の走行距離の少ない車の場合は、高い修理代金を払っても完全に修理してもらうことも考えられますが、修理後に何年か乗って下取りに出すなり買取店に出すなりの時には、この修復の時に交換した部品などは、非常に不自然なものが多く、過去の水没歴は多分分かってしまうと思われます。
要するに、どんなに修理をしても車の価値は、もとには戻らないとうことなのですね。
ですから、廃車にするまで乗る場合以外は、修理しない方が、結局は良いような気がいたします。
すぐに廃車にするのは、とてももったいないことだと思いますので、廃車にするにしても、現状で部品取りなどでの需要があるのかどうか知るためにも一度中古車の買取で、出張査定をしてもらうのが、最善の策ではないでしょうか?
修理をしたあとの水没車よりも、現状の水没直後の状態を見てもらうことの方が、部品取りでは有利に働くことも考えられますので、出張買取に申し込むことをおすすめします。